パソコン活用講座

ほんの一例ですが、実際の大学生活では以下のような作業を「自分一人で」「締切までに」「正確に」行います。

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  履修登録

  ・高校とは違い、授業はすべて自分で選びます。

  ・履修の申請・変更はすべてオンライン。

  ・ミスすると1年間受けられなかったり単位を落としたりする重要な作業です。

  講義資料のダウンロード

  ・先生がアップした資料や課題をポータルで受け取ります。

  ・PDF管理・フォルダ整理ができないとすぐに埋もれます。

  英語学習

  ・九大のオンライン英語学習サイトを使用し、英語学習を進めていくことになります。

  ・課題提出やテストをパソコンで行う場合もあります。

  レポート作成

  ・Wordを使った文章作成・引用・図表作成は必須技術。

  ・文書の保存形式や体裁にしてのあることも多く、高校の作文とは異なる“大学レポートの作法”があります。

  プレゼンテーション

  ・PowerPointを使った発表が、1年次からあります。

   

九大生のためのパソコン活用講座とは

九大生協が毎年実施し、例年すぐに定員に達する人気講座です。
目的は「大学生活を、準備の差でつまずかせない」こと。

この講座で身につく3つの力

① 必要な操作を“大学レベル”の基準に引き上げる

Word・Excel・PowerPointはもちろん、
大学特有の出席・課題提出・資料管理など、授業が始まってすぐ必要な動作を体系的に習得。

② レポート・課題の「正しい書き方」がわかる

作文ではなく「レポート」。
引用の書き方、構成、整った体裁、データの扱い方など、大学基準のルールを学びます。

③ 生成AI時代の「正しい学び方」を理解する

九大生の80％以上が利用している生成AI。
便利さと危険性を理解し、レポートで使う際の注意点や思考力を保つ書き方を学びます。
スタッフには G検定 や 生成AIパスポート を取得した学生・職員も在籍しており、生成AIについても安心して学ぶことができます。
※この講座は、G検定や生成AIパスポートなどの資格取得を目指す講座ではありません。 九大での授業・レポート・研究で生成AIを安全に・賢く使うための基礎知識を身につけることを目的としています。 スタッフには、G検定・生成AIパスポート合格者も在籍しており、資格の学びをふまえて「大学生活でどう活かすか」をわかりやすくお伝えします。

講座スタッフからのメッセージ

経済学部経済工学科 新3年　Kさん　（G検定2025#5 合格）

生成AIを正しく使えば、レポート作成や学習の効率化などに大きく役立ちます。 一方で、使い方を誤るとトラブルにつながることもあります。
私たちは、九大生が安心してAIを活用できるように、便利で安全な使い方をわかりやすくお伝えします。
この講座で、大学生活をより豊かにするAIとの付き合い方を一緒に身につけましょう！

文学部人文学科 新3年　Fさん　（2025年10月 生成AIパスポート試験 合格）

この講座では、九大での新しい友達を作りながら、必要なパソコンスキルを身につけることができます！
Wordやメールマナーは日常的に利用場面がありますが、最近では生成AIとの付き合い方も重要です。
私はレポート作成する際の文献リストづくりの際に補助的に生成AIを利用することがありますが、生成AIの仕組みを理解したうえで利用するのとそうでないのとでは大きな差があります。
ただ便利だと思うだけではなく、理解して使えるようになるのがこの講座の目標の1つです。

九州大学生協 職員 木原悠駿　（G検定2025#6 合格 / 2025年10月 生成AIパスポート試験 合格）

数学の演習を重ねることで解き方のパターンが自然と身につくように、部活動で走り込みをして基礎体力をつけるように、どんな分野でも基礎が整っていることが、のちの成長を大きく支える土台になります。九大生にとっては、その“基礎”のひとつが パソコンを自在に扱えること です。日々の学びや課題、挑戦を支える大事な土台になります。
資料整理、レポート作成、調べ学習、オンライン授業など、様々な作業は 1 年生のうちから日常的に登場し、基礎が整っているかどうかで、その後の学びや成長の伸び方に大きな違いが生まれます。
この講座では、大学生活のスタートに必要なデジタルの基礎力をしっかり固めるサポートを行っています。
輝かしい将来のために、今ここで一緒に基礎を整え、安心して大学生活の一歩を踏み出しましょう。

昨年参加者の声

パソコンの基本からレポートやプレゼンまで、大学生活に必要なスキルを一通り学べて安心しました。初心者の自分でもついていけるように、丁寧に教えていただけて本当に助かりました。（教育学部）

フォルダの整理やメールの書き方、レポート作成時のマナーなど、独学では気づけない細かい部分を知ることができました。大学生活の準備としてもとてもよかったです。（医学部）

WordやPowerPointは使ったことがありましたが、意外と知らない便利な機能をたくさん学べました。大学の授業で早速役に立っています！（工学部）

講座を通して他学部の友達もでき、学びと交流の両方が得られました。グループで作業する場面もあり、楽しく学べたのが印象に残っています。（経済学部）

説明がとても丁寧で、操作につまずいてもすぐにフォローしてもらえました。スタッフの方々が常に巡回してくれていたので、安心して受講できました。（文学部）

授業前にパソコンの基礎を学べたことで、大学の授業にもスムーズに入れました。操作方法だけでなく、資料作りのコツまで教えてもらえて、本当にためになりました。（理学部）

パソコンにあまり触れてこなかった自分でも理解できるように、一つひとつ丁寧に教えてもらいました。受講後は自信を持って課題に取り組めるようになりました。（共創学部）

 

講習会カリキュラム（予定）

Day1（4月11日・12日）　ガイダンス・レポート作成編①

主な内容例

• ・基本の環境整備（Chromeインストール・ブックマーク整理）

• ・大学ポータルサイトの使い方

• ・Wordの初歩（保存・フォント・段落・図の扱い）

• ・大学仕様のメールの書き方（教授への連絡のマナー）

Day2（4月中旬）　レポート作成編②

その準備を万全にする回です。

主な内容例

• ・教授・事務へのメールの作法

• ・Office365の活用

• ・読みやすいレポート構成

• ・引用ルール・体裁の整え方

Day3（4月下旬）　データ分析編

文系・理系を問わず、データ処理が必要となる場面も。今の時期に一度挑戦します。

主な内容例

• ・Excelの基本構造

• ・フィルター機能

• ・基本関数（SUM・AVERAGE・IFなど）

• ・グラフ作成

Day4（4月下旬）　生成AI活用編

生成AIが大学生活に入り込む「今」だからこそ必要な基礎を学びます。

主な内容例

• ・生成AIって何？

• ・レポートにAIを使ってもいいの？

• ・リスク・著作権・情報倫理

Day5・6（5月中旬～下旬）　プレゼンテーション

PowerPointをゼロから扱い、「人に伝わる資料」を作れるレベルへ。

主な内容例

• ・プレゼンテーションとは何か

• ・スライド構成の基本

• ・伝わるデザイン

• ・実際に作って発表する実演練習